「SNSでフォロワー数は増えてきたけど、イマイチ反応がわるい。」
「フォローはされていても、ファンになっている人が少ない・・・」
そんな悩みを持っていたりしませんか?
こんにちわ、まさとです。
今回は、SNSから「自分のファン」「サービスのファン」をつくるための戦略を紹介してみようと思います。
この記事を読むことで、SNSの運用方法や運用方針が変化するきっかけが生まれると思いますので
ぜひ、参考にしてみてください。
『3ヒット理論(スリーヒットセオリー)』と『セブンヒッツ理論』
広告の世界で有名な理論
✅3ヒッツ理論(スリーヒットセオリー)
✅セブンヒッツ理論
この2つの理論を知っていますか?
わたし自身、正直知らなかった理論だったので
この理論を知った時は、目から鱗でした(笑)
簡単に説明してしまえば
「認知をしてもらうために3回接触。さらに購買などのアクションにつなぎたければ7回接触を持て」
ということです。
この理論をもっと早く知っておけば、
「実生活や仕事、恋愛や人間関係でも楽になった!」
と率直な感想です。
今回のテーマのSNS運用の観点からみても、
「もっと簡単にフォロワー獲得やアカウントを伸ばすことが出来たのに・・・」
なんてことを思いました(笑)
是非、これから紹介する2つの理論を
実際に活用できるようにしていきましょう!
3ヒット理論(スリーヒットセオリー)
【3ヒット理論】とは
「宣伝・広告は受け手が3回接触して、初めて効果を出す。」
~ハーバード・E・クラグマン博士が提唱した理論~
要するに、認知をしてもらい信頼を得るために3回は接触をする必要があるってことですね。
3回の接触でそれぞれ違う効果が出ます。
・1回目の接触:認知・注意喚起をする
・2回目の接触:興味・関心を呼び起こす
・3回目の接触:思い出しの効果
さらに、感覚的にわかりやすいように感情で表現してみますね。
1回目の接触:「ふーん、へえ~」
2回目の接触:「ほぉ~、なるほど」
3回目の接触:「あれねっ!」
こんな感じでしょうか。
3回目の「あれねっ!」まで来ると、認知がきちんとされている状態という事です。
広告業界では、
「DM(ダイレクトメッセージ)を活用する際に、同じ内容でも3度は送ること」というのが常識のようです。
さらに最近はネットやSNSの普及に伴い
「異なる3つの媒介から同時に接触をしていく」という戦略もとられています。
どう活用するのか
この3ヒット理論(スリーヒットセオリー)は広告業界で有名な理論ではありますが
心理的な効果をもとにしているため、
日常生活はもちろん、仕事や恋愛などすべてのシーンで活用ができます。
簡単に事例を出していきましょう!
分かりやすいように、わたしが相談を受けてアドバイスをするとして
3ヒット理論を用いてアドバイスをしてみます(笑)
事例1:営業マンAさん。顧客の新規獲得に悩んでいる様子・・・の場合
Aさん:「新規クライアントが獲得できません。どうしたら新規の顧客を獲得できるんですか?」
わたし:「ちなみに断られた会社に、何回顔を出しに行ったの?」
Aさん:「いや・・・電話すぐ切られちゃいますし、飛び込みだと、一回目で門前払い受けることが多くて」
わたし:「1度断られてメゲちゃダメ!あと2回はアクションをしてみよう!新規獲得の可能性が上がる!」
事例2:恋に奥手なBさん。意中の相手をデートに誘いたいが・・・の場合
Bさん:「ずっと気になる人がいるんです。でも、ご飯に誘って断られたらいやで。誘えなくて・・・。」
わたし:「断られてもいいんだよ!まずは誘ってみなよ。一回断られても、3回は最低誘ってみるんだよ!」
Bさん:「3回もですか!?しつこいって思われて、嫌われませんかね?」
わたし:「1回目は様子見で断る、2回目は本気度を確認するために断る。だから3回は誘ってみな!」
Bさん:「そうなんですか!?本気度を見られているんですね。」
わたし:「自分に好意を持たれてイヤな気分になる人はいないよ。ただ、3回以上はやめておくこと(笑)」
3ヒット理論で認知をさせよう!
結論です。
「認知」を獲得するために『3ヒット理論』を活用してみましょう!
SNSであれば尚更、この「3ヒット理論」をうまく使い攻略していきましょう!
相手に認知してもらわなければ、フォローにもつながりません。
もちろん、ファンになってもらう事は叶いません。
SNSで3ヒット理論を使う具体例を、ひとつ紹介しておきます!
今回はInstagramを使った例にします。( ※実際自分がやってきた実例です )
実際に自分からアクションをかけて認知してもらう3ステップ(3ヒット理論)です。
1回目:イイねを押す(そのアカウントの3投稿にイイねをする)
2回目:反応を返してくれた相手に、ストーリーでイイね。
3回目:反応(イイね)を返してくれた相手に、DMでお礼を伝える。
この3回の接触で、ある程度あなたを認知してくれます。
この3ステップがきちんと踏めれば、3回目のDMに反応を示してくれた相手とは
Instagram上でつながること(フォロー・フォロワーの関係)は8割できます。ほんとに。
アカウント初期段階では、この3ステップ(3ヒット理論)が本当に役に立ちます。
実際自分も最初の時期は、この3回のアクションでアカウントを伸ばしました!(※この3ステップだけでフォロワー1000人まではいきました。)
とはいえ、
あくまで一例です。自分なりの3ヒット理論をつくってみてください。
認知の先のファン化・サービス購買に向けて『セブンヒッツ理論』
これからは認知の段階が終わり、あなたのファン・あなたのサービスのファンになり
実際にサービスの購入などにつなげるステップの話をしていきましょう。
ここで重要になるのが『セブンヒッツ理論』です。
さきほど取り上げた『3ヒット理論』からさらに深い関係を築きに行く手段だと考えてください。
【セブンヒッツ理論とは】
ひとつのサービスを3回見ると認知し
7回見るとその商品・サービスを購入しやすくなる。
広告の業界、とくにTVのCMなどで実証されてきたようです。
この7回の根拠を探してみたのですが、あまり明確なモノはありませんでした。
ただし、「ザイオンス効果(単純接触効果)」というものがあり
この「ザイオンス効果」が根拠と効果を示しているようです。
【ザイオンス効果とは】
「接触する回数・機会が増えるごとに親近感・好印象を覚える。」
という心理的効果の事です。
テレビなどでよく見る芸能人の好感度が自然と高くなったり
良くいくコンビニや飲食店の店員さんは、自然と仲良くなっていたり。
これらはすべて、「ザイオンス効果」の影響と考えられています。
まー、難しく考えなくても
「よく会う人、よく接する人は印象が良かったり、仲良くなったりするよね」ってことです。
これは、だれもが思い当たることがある部分ですよね!
この『ザイオンス効果』と『セブンヒッツ理論』が繋がっていると考えてください。
どう活用していくのか
ここからは具体例を考えていきましょう!
先ほど同様、Instagramを例にしてセブンヒッツを活用して攻略をすると考えてみます。
①まずは3ヒット理論で紹介した方法で、認知を行う。
②残り4回の接触を複数媒体で接触させてみる
・TikTok
・YouTube
・ブログ
この4つの媒体から、同じ人に向けて発信を行い接触ができれば
セブンヒッツを行うことが出来ますね!
Instagram・Twitter・TikTok・YouTube・ブログ
これらSNSやWEB媒体を、すべてフォローしてもらえれば、完全にファン化は成功ですね。
【セブンヒッツ理論を活用する方法としてよく見かける例】
メルマガやLINE公式などの登録してくれた相手に、定期的にアクションが出来るものを活用するという方法。
確かにこのメルマガやLINE公式は有効ではありますが、WEBマーケティングや、初心者にはなかなかハードルが高いですね。
とはいえ、ほかのSNS媒体を使いこなすのも大変ですが(笑)
知恵を絞って、7回接触の機会を創り出そう!
今回のテーマをまとめていきます。
まず、SNSを攻略していくためには『認知』してもらう
ここが最初の段階になります。
この認知をしてもらうために『3ヒット理論』を理解し、意識的に活用していきましょう!
さらに、認知の次の段階は『ファン化』です。
この自分や、自社のサービスのファンになってもらうために
『セブンヒッツ理論』を活用していきましょう!
とにかく・・・7回接触です!!
アタマを悩ませるところであることは重々承知です。
アプローチする相手によって、このアクションの仕方も変わる。
でも、だからこそ面白いところでもありますよね!!
恋愛上手は自然と理論を活用している?
余談にはなりますが
「恋愛上手は、ビジネスも上手」
という個人的な見解を持っています(笑)
理由は簡単。
恋愛のスタートから、お付き合いまでのステップが
ビジネスのステップと似ているからです。これはSNSも同様です。
・相手に自分の存在を知ってもらい
・好意を抱いてもらえるよう作戦を立て実行する。
・食事やデートなどを繰り返し、直接のアプローチを行う。
・告白というクロージングをする。
なーんか、考えるべきことが似ていると思いませんか?
もし、3ヒット理論とセブンヒッツ理論を
SNS運用で利用しようと考え、アイデアが浮かばないときは
恋愛に置き換えて考えてみると、意外といいアイデアが出るかもしれませんよ?
ということで、今回はここまで!
以上、SNSを攻略するための戦略『3ヒット理論』と『セブンヒッツ理論』
でした!
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