書籍『最後の授業』(著:ランディ・パウシュ/ジェフリー ザスロー)のレビュー
今回は、『最後の授業』を読んだ中で感じたことを
あなたにもシェアしておこうと思います。
もし自分が「残り数カ月の命」だとしたら
なにを考えて、何を残すのだろう。
自分の人生を真剣に生きているのかを考えるきっかけをくれる本でした。
本書の中では、著者ランディ・パウシュ本人が自分の最後の授業として学生たちに
『 何を伝え 』
『 何を残したかったのか 』
が描かれています。
もし最後の授業をするなら
さてと・・・。
固い口調はここまでにして、いつもの感じに戻しますね(笑)
今回は、結構真剣に考えさせられましたねー。
いろんなメディアで『命』について取り上げられるので
考えることもあるんですが。
「 自分が授業をするとしたら ? 」
って発想から考えたことはなかったなー。
どうします ?
自分が余命数ヶ月って言われて。
授業をするとしたら・・・。
わたしは正直、想像できないんですよねぇ・・・。
でも、それを考えることで一日の重みは変わる気がするから
この記事を書きながらも考えてみているわけです。
今自分の経験の中で伝えられることは
・失敗の経験はそれ自体では失敗にならないよ。
・「信じる」「信じたい」その気持ちが大切
・多くの経験を若いうちにしておくのが重要なんじゃない ?
かなー。
わたしの最後の授業
第1講義:失敗の経験はそれ自体では失敗にならない。
わたしは23歳で会社を辞めて、男4人で独立しました。
今振り返ると「良く決断したよなー」って思いますが
当時はとにかく勢いだったんですよね!(笑)
とはいえ、人脈もなければ
社会経験も3カ月しかなかったので
ほぼなにも経験せずに会社を飛び出したわけです・・・。
まーね、何も考えなく飛び出したもんだから
収益を上げるという以前に、生活できない事態になりまして
生活費どこじゃいっ・・・(笑)
会社を辞めたはいいけど、
いきなり生活費稼ぐためにバイトすることに・・・(笑)
まわりからは、
「あいつら終わったな。」なんて言われる始末で。
まあ結論を言えば
「おわってませーん ! 」
がっつり今日も生きています。
まだまだ不自由な部分は沢山ありますが
・支えてくれる仲間
・信頼して見守ってくれている両親
そして何より
・「会社を辞めたって何とかなるし、何とでも出来る!!」って自信を得た
自分がいます。
「どこが終わりじゃ ! ! 」
むしろ、会社を辞めないとできない経験もしたし
辞めないと感じれなかった感情をもらえたから『以前より豊か』じゃ!!
「終わったな・・・」って言ってた人って
「終わりだ・・・。」って言って『同調』を得たかっただけでしょ?
いや絶対そうでしょ。うん。
当時、ないモノに目を向けてたら、そりゃー絶望ですよ(笑)
- 仕事はない
- 生活費はない
- 将来への展望なんて見えない
そんな中、必死こいて目の前のできることをやっていたわけで。
一緒に辞めて前進しようとした仲間がいたことで、前向きな発想が出来たわけですけど(笑)
あとは『本を読むことが好き』
このことが功を奏しましたね。
きつーい時の「考え方」だけはインプットされてました。
だから今こんな風に言えてる自分がいます。
多くの人が、それぞれの状況で厳しい現実があって
「自分の人生は失敗だらけ・・・」なんて思ってる人もいると思います。
いまのぼくだって、まだそうですしね(笑)
でも、そこから立ち上がる『意思』があれば大丈夫。
失敗じゃなく『学び』なわけですよね。
死ぬほど言われているでしょ?
「失敗は成功のもと」って
あとは、
・考え方だけで知っていて、失敗を失敗で終わらせる
・考え方を行動に変えて、実際にやり遂げてみせる
どちらかの選択するしかないじゃない!
「わたしは後者を選びますし、選んできましたよ。」
だからね、
この授業をきいてくれているあなたは
どんな出来事が目の前に現れても
捉え方ひとつです。
その捉え方を学ぶために
「多くの本を読みましょう」
「多くの人に会いましょう」
多くの事を学ぶことが
「 必ずあなたの助けになるでしょう ! ! 」
って感じで講義のひとつ目を終えるかなー(笑)
第2講義:「信じる」「信じたい」その気持ちが大切
「 ビリーブ ! ビリーブ ! & ビリーブ ! 」
です。
あ・・・、なんかカタカナだとカッコ悪いですね。
「 Belive ! ! Belive ! ! & Belive ! ! 」
どう?
やっぱり日本語で
「 信じろ ! 信じろ ! それでも、信じろ ! 」
こっちの方がしっくりくるか―。
やっぱり日本人だな、わたしは(笑)
やっぱりビジネスを自分でやっていると
「 お前なんて信用できない 」
とか言われ、離れていった人が沢山いるわけ。
事業でうまくいかなくなった人で
『 周りから仲間がいなくなる 』って状態があるという人がいますが
少しですが・・・理解できます(笑)
そんな時、
信じてあげれるのは『自分』しかいないわけですよ。
厳しい事ですが、
『 自分を信じれなくなったら、ハイ終了。』
です。
「簡単に言うなよ」
って思う人もいるかもしれませんが
残念! !
簡単に言っていません。
こちとら
『自分の臓器を売るか』
ってことまで本気で考えさせられたことがあるんじゃ!
簡単に言ってるわけねーだろっ。
「必死で自分に言い聞かせてきたんじゃ!」
立ち止まったら怖すぎて
恐怖を紛らわすために行動してきてるんじゃいっ!
あ・・・感情的になってすいません。(笑)
じゃあさ、
「どうやって信じるのさ ? 」
って話だけど
もーこれは精神論でしかないですよ。
『信じれなくなりそうになっても、信じるしかない。』
自分が選んだ道の先には、光があることを信じるしかないっしょっ。
ここが出来るかどうかが
勝負の分かれ目でしょう。
だから言っておきたい
どんな状況になっても
『信じろ!信じろ!それでも、信じろ!』
「道は開けると信じて進めー!!」
ってあつーく語って、2つ目の講義終了です(笑)
第3講義:多くの経験を若いうちにしておくのが重要だよ
生きていく上で
『良い状況の時期』も『苦しい状況の時期』もある。
良い時期の経験は、苦しい時期があるからこそ体感できるし
良い時期だけが続くこともない。
それに人生の幅は、
『どちら側も経験した方が「豊か」』だと言える。
とある本の中に
「失恋を経験したことがない人に、恋愛相談をするだろうか ? 」
ってのがあって
「 その通りー ! ! 」って思ったわけです(笑)
全ての経験が自分の糧になるっ。
『色々な経験を積んでいきましょう ! ! 』
「最後に良い人生だった ! 」っていうために。
とくに若い時期であれば、
取り返しはいくらでもつきますから !
チャレンジあるのみです ! !
なんてカッコいいことを言って終わりにします(笑)
いま言えることは
結局はいまのわたしだと
ぜーんぶ精神論っ(笑)
しかも、まだまだ説得力不足だー・・・。
ちゃんと説得力ある人間になろうって改めて思わされましたね。
でもさ、やっぱり『精神論』は大切です。
お金とか物理的なものは奪えても
こころの中、頭の中にあるモノは奪えないでしょ ?
精神論さいこー ! !(笑)
ってことで、是非この機会に
もし『最後の授業』をするとしたら ?
って発想で
自分を見つめ直してみる機会を持ってみてはどうでしょうか。
- 作者:ランディ パウシュ,ジェフリー ザスロー
- 発売日: 2008/06/19
- メディア: 単行本
はい、おわりがよろしーよーで(笑)
以上、書籍『最後の授業』(著:ランディ・パウシュ/ジェフリー ザスロー)のレビュー【わたしの最後の授業】
でした!!
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