「おまえ、ほんとにリテラシー低いなっ!」
って言われたけど・・・やっぱりヤバいのかなぁ。
(※この記事は2021年3月11日に更新されています)
こんにちわ、まさとです。
今回のテーマは『リテラシー』について!
ここ数年でやたらと耳にするようになった「言葉」ですよね。
その割に、意外と『言葉自体』を理解している人が少ない!(わたし自身もそうでした・・・。)
リテラシーという言葉自体を理解していないんだから
「その時点で・・・リテラシーが、ひーくーい!!」
厳しいようですが、ハッキリさせておきますね(笑)
ただ、誰もが最初は「リテラシー」低いんです!!当たり前です!
「ここから第一歩を踏み出していきましょう!」
今回の記事を読んでいただければ(※所要時間3分ほど)
✅リテラシーについての理解
✅リテラシーが低いともたらす影響や問題点
✅リテラシーの必要性と高め方
この3点が理解できると思いますので、ぜひ一緒に学んでいきましょう!
「リテラシーが低いってヤバいのか?」問題点と対策を考えてみる!
Q.リテラシーが低いってヤバい?
これが結論です。
じゃあ「なんで損をするのか」ってところも合わせて話していきますが
そのまえに・・・。
そもそも『リテラシー』とは?
ねえねえ。
『リテラシー』ってどういう意味・・・?
そもそも、「リテラシー」という言葉を理解していない人が多い!
これはわたしも含めてですが、「なんとなく、カタカナでかっこいいから使ってる!」
みたいな人多いんじゃないですかね(笑)
ここで、まずリテラシーとは何かを理解しておきましょう!
リテラシーとは、原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われるようになり、日本語の「識字率」と同じ意味で用いられている。 ちなみに、古典的には「書き言葉を正しく読んだり書いたりできる能力」と言う限定的に用いられる時代もあった。
引用:ウィキペディア
んー、ちょっと分かりにくいですね。
簡単に言ってしまうと
リテラシー(literacy)とは
元々は「読み書きの能力」を示す言葉。
現代の使われ方は「得た知識や情報の理解力や使いこなす能力」を示す。
これだと分かりやすいですね!
例えを出してみます。
『リテラシー』の使われ方
✅ITリテラシー・・・IT分野(ハード・ソフト面含む)の専門知識を持ち、活用できる力
✅情報リテラシー・・・得た情報を自分の目的に合わせて活用できる力
✅メディアリテラシー・・・メディアから発信される情報を正しく読み解く力
✅ネットリテラシー・・・インターネットでの情報を正しく活用できる力/ネット上で身を守る力
✅金融リテラシー・・・金融商品や資産運用の専門知識を持ち、活用できる力
✅医療リテラシー・・・医療の知識や情報を持ち、活用できる力
まだまだありますが、要するに
「各分野における専門知識を持っていて、それを使える力のことを指すわけです!」
ってことは・・・この記事を書いているわたしは『ブログ・リテラシー』があるってことですかね?(笑)
リテラシーが低いとどうなる?
それでは、リテラシーが低いと・・・どうなるでしょうか?
これは、前半部分でお伝えしましたがシンプルに
具体例を挙げた方がわかりやすいと思うので
例えば
1.金融リテラシーとして『単利と複利の違い』
同じお金を預けるにしても
「単利の金融商品(普通預金)にお金を預ける」or「複利の金融商品(定期預金など)にお金を預ける」
この違いを知っているか、知らないかで30年後に得れる金額に大きな差が開きますよね。
(※『単利と複利の違い』についてわからない人は、ここでは説明しませんので自分で学んでみてください。)
2.情報リテラシーとして「マスク買占め、売り切れ事件」(コロナウイルスで起きた出来事)
これは、「コロナウイルスの影響でマスクがなくなる!」といった情報が出回り、それを信じた人が買い占めを行い、一時期マスクが不足し、あり得ない価格で販売されていた出来事です。
(もしかしたら、高く買ってしまった人がいるのでは?)
これも、メーカー側の情報や正しい情報を得ることが出来ていれば、パニックになることは無く。
マスクを暴利で買うようなことはなかったですよね。
最近も身近で一つ事件があったので、記事にしたものを紹介しておきます。
「知っていれば損をしなくて済むものを、知らないがために損をしている」
ってことはやはり多いので
リテラシーが低いよりは高い方がいいに決まっています!
リテラシーが低い=「悪い」ではない
ここで一つ
すごーく大切なこと!!
「リテラシーが低い」=「悪い」ではない
ということ。
これ・・・ほんと大事な考え方だと思います。
『リテラシーとは』の部分でも取り上げましたが「〇〇リテラシー」なんて無数に存在します。
極端なことを言ってしまえば、すべて〇〇リテラシーと呼べるので
「すべての分野のリテラシーを得ることなんて、一人の人生の中では無理です!!むーりっ!」
そんな人がいるとすれば、すべてを生み出した全知全能の神様くらいじゃないですか??
全知全能の神様がいるかどうかは別としてですが。(笑)
普段生活する中には、まずいません!!絶対にいません!
なので、「リテラシーが低いよね!高いよね!」と会話することはありますが
あくまで、特定の分野の「リテラシー」のことを言っていると考えてください。
✅パソコンに詳しいオタクのような人は、ITリテラシーが高いかもしれません。
ただ、全くモテなければ恋愛リテラシーは最弱です。こんな人ザラに居ます・・・。
✅仕事はバリバリできて、厳しい口調で説教してくる上司は、仕事のリテラシーは高いかもしれません。
ただ友人がおらず、自宅に帰って一人晩酌しているのであれば
人間関係リテラシー(英語で言うとリレーションシップリテラシー)が最弱なわけです。
リテラシーを高める方法は?
具体的に「リテラシー」を高めていくには、どうしたらよいのでしょうか。
実際に、こんな相談がありました。
リテラシーが低いのは自覚してるんだけど。
自分なりにググって調べてみたりして
「どれが正しくて、どれが正しくないのかすら分からない・・・。」
「えっと・・・気持ちすごく分かります!(笑)」
「むしろ、わたしもいっしょです!!」
これが回答なんですよね。
先ほども言いましたが、全てのリテラシーを持っている人はいないわけで
特定の分野は強くて、特定の分野は無知なわけです。
それなら、どうすればいいのか。
わたしなりの具体的な方法を紹介しますので、一つの参考にしてください。(あくまで「参考」にするだけ!)
リテラシーを高める6つの方法
✅情報源は1つより2つ!2つより5つ!
✅その分野の専門家・先人の意見をまず参考にする。
✅興味の幅を広げて情報のかたよりを減らす。
✅自分のメンターに意見・アドバイスを仰ぐ。
✅実際に経験する事
それぞれについて簡単に解説していきます。
1~4の項目:情報を集めるという事に焦点を当てた行動。
5・6の項目:情報を整理して判断することに焦点を当てた行動。
になっています。
1.すぐ鵜吞みにせずに、疑ってみる。
まずは疑ってみようー!
あ・・・言い方悪いですね。
「疑問」をもってみようー!!(笑)
リテラシーが低いとき(特定の分野で)
ひとつの情報を知ると、すぐに鵜呑みにしてしまいそうになりますが
これは危険!!(笑)
まず立ち止まって、
「それってほんと?なんで?」と質問を投げてみるように『癖付け』することがオススメ
特に最近多いのは
インフルエンサーの発信した情報を鵜呑みにしちゃう人・・・。
これは本当に危険です。
インフルエンサーの情報発信は、
スポンサー(広告費を出している存在)があるという事を頭に入れておかないといけません。
これはテレビやほかのメディアでもそうですが、
スポンサーがいたうえで意図して情報発信をしているので、鵜呑みにしてはダメですよ!
それこそ、典型的な「情報弱者」と呼ばれるやつです!(笑)
大切なのは、すぐに鵜呑みにせずにまず疑う(疑問を持つというほうが、正しいですね!)
そして、「反対の視点でもモノを調べ・確認してみること」
そのうえで判断をしていくのがベストですね!
2.「情報源」は、1つより2つ!2つより5つ!
情報を得るのは1つより2つの方が『比較』できる!
さらにいえば、「2つより5つ!5つより10!10より・・・です」(笑)
わたし自身も情報源はネット上だけでも複数のメディアを確認しますし
・SNS
・テレビなどのマスコミ
・書籍
・知人からの情報
いくつもの情報源から確認します。
集める情報は多ければ多いほど
『判断材料』『比較材料』が増えるので情報の精度は上がります。
手間は少しかかりますが
その分、情報の見極め精度は上がっていきます!
3.その分野の専門家や先人の意見をまず参考にする。
これは当然と言えば当然ですね(笑)
各分野の専門家の情報を参考にすることが、正しい情報を確認するためには必要です。
注意してもらいたいのはネット上(グーグルの仕組み上)
「専門家が書いた記事が、検索の上位にあるとは限りません」
専門性の高い情報を上位にするよう改善はされているようですが、完ぺきなわけではないという事を念頭に
・国の機関が出している情報
・大企業の出す情報
要するに、「誤った情報を出したらNGな立場にあるところ」の出す情報は最低限・・・確認をしましょう!
ただ、ここもあくまで参考にするという意識を忘れずに!
そのうえで、専門家個人のWEBサイトやSNS、さらには書籍などで情報を集めることが大切です。
4.興味の幅を広げて情報のかたよりを減らす。
これはリテラシーの「かたより」を減らすって
言い換えることもできますね!
・「ITリテラシーはあるが、恋愛リテラシーはない」
・「金融リテラシーは高いが、医療リテラシーは低い」
何度も伝えている部分ですが
すべての分野のリテラシーを持っている人はいません。
かならず、『かたより』が存在しています。
自分が興味を持つ範囲を広げることが、多角的に物事を見て判断できる力に繋がります。
多くのことに興味を持つことは、その分野の「仲間」ができることに繋がります。
仲間が増えるほど正しい情報は集まります!
これが大切だと思います。
5.自分のメンターに意見・アドバイスを仰ぐ。
ここまでは情報を集めるという所に焦点をあててきました。
ここからは、得た情報を『精査』する段階です。
「ここが難しいんですよー!」
って言いたい気持ちは分かりますが(笑)
情報をきちんと集めていれば
ある程度は
「これってウソじゃね?これはホントっぽいな!」という判断材料が『8割』はそろうと思います。
それでも心配なのであれば
自分が信頼できる存在(メンター)に意見・アドバイスをもらう事
これが一番ですね。
なぜ一番なのか・・・
「結局自分で判断するのに自信がないわけですよね?」
「だれかに背中を押してもらいたいんですよね?」
それであれば、自分の信頼できる相手(メンター)に意見・アドバイスを仰げばいいと思います。
「メンターなんていないよー・・・」って人は、まず見つけましょう!(笑)
メンターの存在は自分の人生において、とても大切なモノになりますからね。
(※メンターは、家族でもいいし、友人でもいいんですよ)
6.実際に経験・体感する事
「経験に勝る知識なし!!」
ここまで語ってきてなんですが・・・(笑)
正直、これが全てだと思います。
「どんなに情報を集めても、実際に行動して体感してみないと分からない」
✅「ハワイに行ったことない人が、どんなにハワイの情報を集めても、あの空港を降りた瞬間の空気の違いは分からないんだよー!!」
✅「自分でビジネスをしたことがない奴に、ただ情報集めてウンチク語られても・・・なんも響かねーっつーのー!」
です(笑)
「行動して、失敗して、改善して、また行動する」
この繰り返しが「リテラシー」を高める効果的な方法だと思います。
まあ、この「行動をする」ってのが難しいと思う人もいるので
それは別の機会のテーマにするとして
「好奇心を持って恐れずに、色々な事をやってみる!!」
命にかかわるものでない限りは、取り返しは絶対につきますからね。
番外編:リテラシーを高めるなら「子どものうちから!」
これは教育ってことですが
「親の教育次第で変わってくるもの」と言い換えることもできますね!
たくさんの物事を見て、実際に体験することがリテラシーを高めるには一番。
それであれば、子どものうちから
・「あれはダメ!これはダメ!」
・「勉強だけしてなさい!」
・「あの人と関わっちゃダメ!」
みたいな教育は良くないと思います。
かたよった見解を持ってしまう可能性があるので。
って言っても、これはイチ意見ですけどね・・・(笑)
なんでかって??
ぼくはまだ子育て経験はないので「子育てリテラシー」は最弱ですから・・・(笑)
ただ!好奇心旺盛で、新しい事にどんどん挑戦するような子どもに育つ
そんな環境を作って上げられるように
「子育てリテラシー」も高めていこうと思います!(笑)
「目指せイクメン!!」です(笑)
自分で判断して、自分で責任をとる
最後になりますが
ですが、最終的に物事を判断するのは『自分自身』です。
大切なのは
「自分が決めたことを信じて行動してみること」
これです。
精神論になってしまいますが
「自分の人生、責任を取れるのは自分自身!」
リテラシーが高かろうが低かろうが
自分で決めたことを
「間違いだと思えば間違いになりますし、正解だと思えば正解になります」
「自分を信じる!セルフリテラシーを持つことが一番大切だと思います!」
はい!いい事言った!
終わりが綺麗にまとまりました(笑)
最後にオススメの書籍を一冊紹介します。
今回はここまで!
以上、「リテラシーが低いってヤバいのか?」問題点と対策を考えてみる!
でした。
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