書籍『悪魔とのおしゃべり』まとめ・感想
今回は『悪魔とのおしゃべり』を読んでみたので
まとめ・感想を記事にしました。
各章の『名言』部分を読むだけでも、多くの学びがあると思います!
ぜひ参考にして下さい!
『悪魔とのおしゃべり』はこんな人にオススメ
・「なんか世の中ちがくない?」と感じている人
・「夢をかなえたい!」「お金持ちになりたい!」といった「願望」を持っている人
・ありきたりな教えに、飽き飽きしている人
こんな人は、是非オススメです!
『悪魔とのおしゃべり』から学べる事
・正義を疑う、新しい視点・考え方
・人間スーツ論という概念
・願望はすべて叶っているという事
『悪魔とのおしゃべり』まとめ
第1章:正しさを、疑え!
今までの教え:「正しく」て理解できる教えを、いっぱい学ぼう!
悪魔のささやき:理解できるアドバイスなら、そもそも聞く意味が無いのさ。
【名言】
・小さいから「弱い」とは限らない。善だから、「良い」とは限らない。
・悪だから、「悪い」とは限らない。
・むしろ「正しさ」こそ、世界をダメにしている。
・苦しみが生まれるのは、「正しい教え」のせい。
・自分を責める暇があったら、『正しさ』を疑え!
・「苦しみ」は、「正しさ」の副作用。
・全ての「正しい」とされていることを、疑ってみるのだ!
・理解できない領域にしか、「新しい可能性」はない
第2章:怒れるヒーロー
今までの教え:怒りをコントロールするための方法は、まず怒りが発生したら6秒間耐えることで、自然にその・・・。
悪魔のささやき:「 相手に期待するな!」
【名言】
・怒っているのは、いつも正義の味方。
・全ての怒りは、相手に「期待」しているから発生する。
・全ての怒りは相手のせいではなく、相手に「期待」した自分のせい。
・期待を捨てれば、怒りは消える。
・自分にも、他人にも、世界にも、相手にも期待してはいけない。
第3章:人間スーツ
今までの教え:金持ちになることが夢なら、「正しい」知識をたくさん学びましょう!
悪魔のささやき: 目の前にすでに、「金持ちになりたい」が叶っているのさ。
【名言】
・この世とは『体験』を叶えるための世界なのさ。
・「~が欲しい」と願えば、「~が欲しい」という『体験』が叶う。
・不幸以外が、あなたを「幸せ」にしたことはない。
・願いをかなえるためには、「その願いが叶っていない状態」が絶対に必要になる
第4章:身体は、神殿
今までの教え:目の前の現実は、まちがいなく「正しい」ものであり、確固とした「事実」である。
悪魔のささやき:誰かが今、「あなた」という夢を見ているのかもしれない。
【名言】
・「正しさ」の裏側には権力者の都合がある。
・量子力学において、目の前で起こることは、全てがその人の「観測通り」になる。
・誰かに教えてもらったことには、何の価値もない。自分で『気づく』ことに意味があるのだ。
・世界には、たった一者たる「わたし」しかいません。
第5章:脅し始めた、お守り
今までの教え:多くを得たものが幸せである。
悪魔のささやき:全部、失っちゃえ!全てが、最初は持っていなかったモノだ。
【名言】
・記憶なんてただの「脳内データ」
・何者(なにもの)かになる前は、何者(なにもの)でもなかっただけ。
・お守りがなくなっても、「お守りがなくなる前」に戻るだけ。
・世界中に不幸になれる人なんて、本当は一人もいない。
・この世で得たものはすべて幻想だ。
第6章:リンゴの主張
今までの教え:多くの財産を手に入れた人が、幸せ者。
悪魔のささやき:リンゴに所有できるモノは、何もない。
【名言】
・戦争の勝者が書く本の名前は「教科書」
・「所有」は全部、マボロシ。
・個体が、別の個体を、「所有」できるわけがない。
・「所有している」と思っているから、「失う」という恐怖が発生する。
・「多くを持っている者」とは、「幻想を多く抱えている者」
・「手に入れよう」としなくなれば、「手に入る」ことになるのだ。
第7章:イイヒマニア
今までの教え:毎日が「良い日に」なればいいのにな。
悪魔のささやき:だが結局、その全部が「イイヒ」になるのさ。
【名言】
・この世は、ブランコだ。
・「片側」だけで存在することなどできない。
・不幸以外が、あなたを「幸せ」にしたことなんて一度もないよ。
・「プラス」だけを貯めこむことなど絶対にできない。
・ブランコそのものを、楽しむのだ。この世、そのものを楽しむのだ。
・「特定の方向」だけを期待するな。
・失敗したんじゃない、成功し始めたんだ。
・「悲しみを悲しもう。苦しみを苦しもう。苛立ちを苛立とう。楽しみを楽しむためには、それが必要です。」
第8章:『宇宙システム』の始まり
今までの教え:難しくても「成功し続けた」人の話を聞こう。
悪魔のささやき:失恋したことがない奴の事を、恋の経験者と言えるのか?
【名言】
・「わたし」と「せかい」は常に同時に発生している。
・「わたし」と「せかい」は常に鏡の関係性にある。
・「わたし」と「せかい」は同じサイズ。
・すべての物質は3つの要素から成り立つ。三位一体。
・『体験』をするために「わたし」と「せかい」が分離した。
・何かを知りたければ、その両極を探査すればいい。
第9章:この世は勘違い合戦
今までの教え:いつか、大きな夢を叶えましょう。
悪魔のささやき:ダッサ。夢など、もうすでに叶っている。
【名言】
・「幸せになりたい人」の数だけ、「不幸」が必要になる。
・そもそも、「現実」は全てが勘違いだ。
・自分の外側に、世界はない。
・信じている者は、願っていない。 願っている者は、信じていない。
・何度も、「充足」を叫びなさい。不足を追いかけるな。
第10章:運を悪くする、良い方法
今までの教え:自力で頑張って、幸福な人生を切り拓(ひら)こう!
悪魔のささやき:自力で良くできたのなら、それは「運」じゃないのさ。
【名言】
・「運」と「実力」は正反対の性質で、相いれない。
・「実力」以外の部分を、「運」と呼ぶ。
・「わたし」には、世界の何一つとしてコントロールできていない、と「気づく」こと
・昨日の悲しみが、今日おれたちを笑わせているんだよっ。
・「自力」などないと、ただ見抜け。
第11章:あなたは、宇宙の孫の手
今までの教え:自分の才能を自分の未来のために使おう。
悪魔のささやき:誰かを、掻け。貴様は、ただそのためだけに生まれた。
【名言】
・特定の「だれか」だけじゃなく、世界中の全ての「わたし」が、恐ろしいほどに貴重な存在だ。
・何者でもない者、それはすなわち、全てであるモノだ。
・宇宙が、自分自身の背中を掻くために物質化した道具こそ、「ニンゲン」なのさ。
・人は、一人では優しくなれない。
・要するに人間の「能力」とは全てが、他人のためにあるのさ。
・与える者が、受け取る者だ。
・「想い」こそ重力そのものだったわけです。
・人間は重力を発生させることができる。
第12章:あなたは何も悪くない
今までの教え:世界中から「悪い人」を根絶(こんぜつ)しよう!
悪魔のささやき:
誰かの「正しさ」に従いたい。あなたの弱さが、世界に「悪い人」を必要としていたのさ。
【名言】
・「生きる」ということは、誰かへ迷惑をかけることだからだ。
・どんな行動も、「良い」と「悪い」が全く同量ずつ含まれている。
・この世は全てが「結果」の世界だから。
・あなたの「魅力」はこれまでに出会った全ての環境が創り上げたモノだ。
第13章:不可能とは「正しさ」を乗り越えられない者の言い訳
今までの教え:できるかぎり多くの「正しさ」を手に入れよう。
悪魔のささやき:全ての「正しさ」を疑った者に、不可能なんてないのさ。
【名言】
・「過去」を忘れることに成功しているから笑えて、「未来」が何も分からないから楽しめる。
・夢を叶えるものじゃなく、今叶っているもの。
・誰もが、その目の前で100%願いが叶っている。すでに。
・全てがある場所には、何もないからだ。
・ないモノ以外は、全てがある。あるもの以外は、全てがない。
・信じていない者が、願い 信じている者は、ただ感謝しているんじゃよ。
・自分の中に正しい意見など1つも持つな。
・「正しさ」が、人間の可能性をつぶすんじゃよ。
・「正しい」とは、それ以外のことを全て信じないという宣言。
・不可能とは、「正しさ」を乗り越えられない者が作った、ただの言い訳。
まとめ・感想
いかがでしたでしょうか?
各章の名言に目を通すだけでも、この本で伝えたい部分が理解できたでしょうか。
「正しさ」を疑うこと
わたし自身も、「正しい」と思っていることが多くあることに気づかされました。
その思い込みが自分の可能性をつぶしている・・・。
『悪魔とのおしゃべり」を読んだことにより、新しい自分に出会えた気がします。
ぜひあなたも、『悪魔とのおしゃべり』を手に取って実際に読んでみて下さい。
最近では『耳で聴く』
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というサービスもあるので
ぜひ活用してください。
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